JOURNAL

「ピンクモンキー」


「ピンクモンキー」
何が思い浮かぶ?

ふとした雑談の中で上司から投げかけられたこの言葉。

私の脳裏には、

・黒い背景

・ネオンピンクの毛並みの猿

・サングラスをかけたロックな猿

・ロックバンドの世界観

が、瞬時に浮かびました。

イメージはこんな感じ。
(ゴリラやん!とツッコまれましたが)

 

一方、上司が連想したものは全く違いました。
ビジュアルではなく、「PINK MONKEY」という文字そのものを思い浮かべたというのです。

(画像はイメージです)


調査結果(対象者: 私の半径5m圏内の人)
  ビジュアルでイメージ     6人
  文字でイメージ     4人
同じ言葉を聞いても、ここまでイメージが違う?と驚いた出来事でした。


日常のコミュニケーションにおいて、捉え方の違いによる「すれ違い」が起きるのは、ある意味当然のことなのかもしれません。自分が見ている景色と、相手が見ている景色は、別のものである可能性が大きい。伝わっているはず、理解してもらえているはず、と思っていてもズレが生じることも多々。そう考えると、コミュニケーションは、とても難しい…。

しかし、だからこそ工夫や歩み寄りによって、より良い関係性を築ける余地があるとも感じます。この気づきは、お客様へのコーディネートにおいても非常に重要なことだと感じました。

例えば、お客様からいただく
「温かさを感じる空間」「落ち着いた空間」といったご要望。

一見、誰もが理解できる共通言語のようでいて、その解釈には少なからずズレが生じます。自分というフィルターを通したまま提案を進めてしまうと、お客様の中にある理想と、いつの間にか乖離してしまう可能性も。だからこそ、言葉の奥にあるイメージを可視化し、共有するプロセスが大切なのだと改めて実感しました。

・実物サンプルを用いて、光による色の変化や質感を体感していただく
・パースや事例イメージ画像で、空間の方向性をすり合わせる
・「なぜそう感じるのか」を丁寧にヒアリングする
・お客様がイメージされている参考写真を共有いただく

こうした積み重ねによって、少しずつ認識のズレを埋めていきます。

言葉は、あくまでコミュニケーションの入口。
その先にある、まだ形になっていないイメージを丁寧に深掘りしていくこと。それこそが、お客様の理想を形にするために欠かせない、私たちの役割だと感じます。

上司との何気ない雑談から、思いがけず多くのことを考える時間となりました。

雑談からの大きな気付き。
余白のある時間も、大切ですね。

 

 

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