JOURNAL

IC FIKA交流会 in 大阪

3月3日、大阪市にて開催された「IC FIKA交流会」に参加いたしました。


香取美智子さん、土谷尚子さんによる2025年フィンランドのインテリア企業視察報告の後、これからのインテリアの役割や、インテリアコーディネーターが顧客の暮らしや住まいのあり方にどのように関わることができるのかについて、対話する時間が設けられました。


北欧の「ウェルビーイング」
「ウェルビーイング」という言葉は耳にしていたものの、正直なところ、その本質を深く理解できていたわけではありませんでした。それは一時的に気分が高揚する「嬉しい」という感情ではなく、心の内側からじんわりと湧き上がるような、持続的で安定した幸福状態を指すのだそうです。「インテリアは生活者のためにある。」この思想が幸福度トップクラスを長年維持している背景の一つではないかというお話が、強く印象に残りました。

 

インテリアは「めざしている未来」
交流会で実例を交えながら語られていたのは、インテリアは未来を語るものであるという視点。デザインや機能、動線計画ももちろん重要。しかし、本当に向き合うべきは次の問いでした。

・その空間で、どのように暮らしたいのか
・どのようなコミュニケーションを生みたいのか
・数年後、どんな時間を過ごしていたいのか

この“目的”が曖昧なままでは、表面的に整えることはできても、そこで暮らす人の心まで満たされるとは限りません。「めざしている未来」を丁寧なヒアリングによって引き出し、共有し、共に形にしていく。そのパートナー的存在になることこそ、これからのインテリアコーディネーターに求められる役割なのだというお話を伺い、自分を内省。

お客様の“今の要望”に応えるだけでなく、その先にある暮らしの方向性まで見据えられているだろうか。自分自身の在り方を、振り返る時間となりました。空間づくりとは、単なる選定業務ではなく、目指している未来を設計する仕事。目の前の仕様やトレンドにとどまらず、「この空間は、どんな未来につながるのか」という問いを持ち続けること。

今回の交流会で得た視点は、日々の提案業務を見つめ直す大切な機会となりました。この学びを一つひとつの実務に落とし込みながら、空間のその先にある未来を意識した提案を、積み重ねていきたいです。


FIKAも楽しみました。
カレリアパイにシナモンロールおいしかったです☺️

 

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