JOURNAL

「TECIDO」完成発表会

マナトレーディングの国内在庫見本帳「TECIDO」完成発表会に参加しました。
マナトレーディングとテシードの統合によって生まれた壁紙コレクション。

完成発表会では、壁紙だけでなくファブリックやラグ等も含めた、空間全体のコーディネートを体感できる展示ブースが展開されていました。

  

マナトレーディングとテシードの統合によって生まれたこの壁紙コレクションは、「モダン」「ナチュラル」「デコ」「クラシック」「エレガント」「プレイフル」という6つのカテゴリーに分類されており、それぞれのテーマに沿って壁紙選定が行われており、発表会で展示されていたコーディネートブースは、それぞれのテーマごとにトータルコーディネートされていました。

中でも特に印象的だったのが、「デコ」がテーマのコーディネートブースです。

・「シャルドン」という深いネイビーの背景色に力強く繊細な植物柄の壁紙
・ブラックのドレープカーテン
・柔らかく抜け感のあるシアーカーテン
・上品な光沢のあるゴールドのクッションと立体感のある生地のクッション

大胆な柄の壁紙に用いられている色味をとりいれたファブリックは、それぞれの質感や素材の魅力を引き立て合いながらも、上手く空間に調和していました。

 

“壁紙 × ファブリック × クッション×ラグ”を一体で見せるこの空間演出は、まさにMANASが目指す「トータルコーディネート」の実践そのもの。特定のテイストやルールにとらわれず、「どう組み合わせれば空間が美しく整うのか」を感覚的にも学ばせてくれる展示でした。

 

異素材のものをどうつなぐか。
色や質感、スタイルをどう整えるか。

「空間全体を見てデザインする」という視点は、これからの提案に欠かせない大切な要素だと感じました。

壁・窓・床をそれぞれ“別々のもの”として扱うのではなく、“ひとつながりの空間”として捉え、調和させていく。その視点こそが、自分らしさを大切にする今の時代に求められる提案力なのだと思います。





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