JOURNAL

カーテンのおはなし

いつもお世話になっているテシードさんでファブリックの講習会があるとのことで行ってきました。
今回は手縫いカーテンのお話。
手縫いカーテン、と聞くとお裁縫好きな方が生地を買って自宅のカーテンをチクチク、というイメージでした。いや、間違いではないんですけど。。。
今回は私のイメージとは大違いでした。

まず、講師の先生は芦屋でハンドメイドカーテンなどのインテリアのお店をされている、ディティワークショップの岸本先生。
インテリア先進国のイギリスでハンドメイドカーテンのディプロマをお持ちです。

イギリスではオーダーカーテンは手縫いが主流なのだそうです。日本でも高級なものは表面からミシン目が見えないような縫い方をしますが、ヨーロッパでは見えないところもほとんど手縫いなのです。
たぶん着物を手縫いで縫う感覚ですね。
そして大きな違いは中綿(インターライニング)を入れること。日本でもないことはないのですが、一般家庭ではまずありませんね。
海外のインテリア写真にあるような、ふっくらとボリュームのあるカーテンには表地と裏地の間に中綿が入っているのです。
実際に見せてもらいましたら、もうこれ掛け布団ですよ(笑)
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そして回りの縁には折目を付けず、ハンドアイロンでもちろん中綿入りでふっくら立体的。

こうして丁寧にハンドメイドで作られたカーテンは、イギリス邸宅では一つの財産になるのだそうです。

まぁそれにしても、ウチのカーテンのなんとペラッペラなことか!(笑)

もちろん薄いのはダメで分厚ければ良いということではないですけれど。
素敵にデザインされたカーテンと壁紙だったらきっと家がもっと好きになりますね。

そしてカーテンって、自由なのですよ!
自分の好きなデザインが自由に作れるのです。
それだけ奥が深くて、とてもたくさんの知識が必要なのですが。

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これはゴブレットスタイル。上部のヒダも色々なスタイルがあります。

掛け布団のようなゴージャスなカーテンは出来なくても、
お気に入りの生地で作った素敵なカーテンとお気に入りの壁紙は、
毎日の生活を豊かにしてくれます。

今日はまるでカーテン屋さんのブログでごめんなさい(笑)
でも知らない方が多いのでお知らせしておきますが、内装工事店ではカーテンも取り扱っているのです。ホントです。

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