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WALPA SPECIAL WORKSHOP

WALLPAPER MUSEUM WALPA OSAKA様で開催された25周年記念の「SPECIAL WORKSHOP」に、弊社スタッフ3名で参加しました。

扉を開けて足を踏み入れると、天井近くまでずらりと並ぶ壁紙や見本帳の数々が目に飛び込んできました。
  
その光景はまるで映画『美女と野獣』に登場する壮麗な図書室のよう。空間そのものが発想を広げ、訪れる人の感性にそっと火を灯してくれるような素敵な場所でのワークショップに、受付前から心が躍りました。

ワークショップでは、アップサイクルを積極的に取り入れているデザイナー Yukari Sweeney さん、Kimika Sweeney さんのご指導のもと、輸入壁紙とダンボールを使ったアートフレームとランタンシェードの製作をしました。


アップサイクルとは、捨てられるはずの廃棄物にデザインやアイデアで新たな価値を加え、別の新しいものへと生まれ変わらせる手法で、クリエイティブ・リユース(創造的再利用)とも呼ばれています。

製作前には、アップサイクルにまつわるお話や、好きなもので自分の空間を彩るギャラリーウォールの飾り方についてのレクチャーがありました。

 •好きなものは自然と集まる

 •好きなものを怖がらずに取り入れる

 •特別な材料を集めず、今あるものを使う

 •思い入れのあるアイテムを活かす

「好きなものは自然と集まってくる」というYukariさんの言葉のとおり、たくさん用意されたデコレーションパーツの中から、自分の“好き”を自由に選び、組み合わせて、作品づくりを楽しむことができました。インテリアデザインの可能性を広げる貴重な学びを得ることができました。

    
また、私自身もワークショップを運営する立場として、今回の体験から多くの学びを得られました。パーツや道具の配置、進行のテンポなど、参加者の手が自然と動くように細部にまで心配りが行き届いた運営に感銘を受けました。このワークショップから得た気づきや感動を、今後の業務や自社でのワークショップにも活かしていきたいです。
 

貴重な機会を提供してくださったWALPA様、そしてYukari Sweeney様、Kimika Sweeney様。楽しく、心躍る学びの時間を本当にありがとうございました。

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