JOURNAL

「トルコ旅行記」Vol.3

イスタンブールの小さなホテル

早朝の気球体験を終え、その日のうちにイスタンブールへ移動。
カッパドキアのネブシェヒル空港から約1時間半のフライトです。

観光に便利なスルタンアフメト地区には、小さなホテルが点在しています。私達の滞在先は HOTEL MINA

ファサードは、窓まわりの直線的なモールディングと、温かみのあるオレンジのタイル使いが印象的です。
決して高級ホテルではありませんが、とても静かで清潔、フロントスタッフも気さくでアットホームな雰囲気でした。

旅先のホテルで荷物を置く前に必ずすること――部屋の撮影大会。

客室は、クラシックなモールディングや天井装飾を取り入れつつ、ホワイトとグレージュを基調にした落ち着いた「モダンクラシック」スタイル。ボタン絞りのヘッドボードや間接照明が上品さを添え、カーテンとベッドスローもグレージュで統一されています。

ベッド上のモールディングと間接照明

右のガラス奥がバスルーム

トレンド的には「ひと昔前」感は否めないものの、クラシックとモダンのバランスが私には心地よい空間でした。

バスルームは一見ラグジュアリーですが、残念ながらバスタブはなし。クラシカルなデザインの洗面台に、背面照明付きのミラーが組み合わされ、意外に使いやすかったのが印象的です。

ただ、気になったのは仕上げ。ベッドルームは塗装仕上げなのに、洗面・トイレは壁紙がメイン。湿気で少しめくれていたり、養生せずに塗装をした跡が残っていたり。職業柄、そういう部分はつい気になってしまいます。

壁紙に塗料が付いても気にしない(笑)

この日はホテル周辺を少し散策。

アジアとヨーロッパの交差点と呼ばれるイスタンブールですが、ここの街並みはヨーロッパの香り。


通りの建築現場の建材(外壁のモールディング)もヨーロッパの香りで
日本の四角い建材とは大違いです。

その後スーパーをのぞいたり、モスクのライトアップを眺めたりと、夜の街も楽しみました。

ブルーモスクのライトアップ

余談
トルコの人は「運転が上手」といえば聞こえはいいのですが
細い石畳の坂道を、人も車もすれっすれで走り抜け、しかもかなりのスピード。
クラクションやパッシングは当たり前。
平気でUターンのためにバックもしてきます。
歩行者優先って日本だけなのでしょうか。
海外ほぼ初心者には正直、気球より怖かった。。。

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