JOURNAL

「トルコ旅行記」Vol.2

ギョレメでの乗馬と気球体験

 

死ぬまでに一度はやってみたい――「気球に乗る」という体験。
「トルコに行くなら乗らなきゃ!」と、怖い気持ちにしっかり蓋をして。

気球でサンライズを見るためには、夜明け前から準備が必要です。
AM3時半起床、まだ暗い中をツアーの乗合バスでギョレメ地区へ。

カッパドキアで気球といえばギョレメ。
ここから一番多くの気球が空へと舞い上がります。

ところが1日目は上空の風が強く、政府の許可が下りずキャンセル…。
仕方なく翌日に予約を振り替え、この日は世界遺産にも登録されているギョレメ野外博物館の見学や、夕暮れ時の「サンセットホースライディングツアー」に参加しました。
翌日もまた早起きが待っているのに、夜までしっかりギョレメを堪能してしまいました。

ギョレメ野外博物館には、キリスト教がイスラム教の迫害から逃れるために作った教会や住居が残されています。
奇岩群の夕日を見ながら乗馬

 

いよいよ気球へ


「明日は飛べる!」とのお墨付きに、遠足前の子どものように眠れず、ほぼ徹夜状態で気球に挑みました。

実際に乗ってみると、意外に大きく20人ほどが同じカゴに同乗。
朝の気温は15℃前後と肌寒いのですが、バーナーの炎で自然に暖が取れます。

はじめは横倒しで大きな扇風機で膨らませます
15〜20人くらい乗ってます

最初は足がすくみ、カゴのロープを握りしめて直立できないほど怖かったのですが、次第に目の前に広がる絶景の感動が恐怖を超えていきました。

高度はなんと約1000m。
目の前に広がる無数の気球と、カッパドキアの大地、そして太陽が昇る瞬間――これは言葉や写真では伝えきれません。

Welcome Türkiye
無加工です
無加工です!!

「人生で一度は体験すべき」と言える素晴らしい時間でした。
(…ただし、正直一度で十分!笑)

祝 着陸

1時間ほどのフライトの後、最後はカゴごとリヤカーの上に見事に着陸。
ツアー参加者みんなでザクロジュースを片手に乾杯し、忘れられない朝となりました。

リヤカーの上に着地
無事生還おめでとう!

今回は全くインテリアとは関係ありませんでしたが、次回はイスタンブールでのお話を。

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